柴田学園大学附属
柴田学園高等学校
校長 荒城 英子
私は青森の県立高等学校で校長を経験し、この度、縁あって柴田学園大学附属柴田学園高等学校の校長に着任いたしました。
私の学校運営方針は、学校法人柴田学園の創立者である、柴田やす先生の建学の精神「教育即生活」を尊重し、その精神に基づき、生徒の日々の活動を通して意欲のある生徒を育成することを旨とし、生きる力を育てる高等普通教育を行うことです。そのための四つの教育目標を掲げています。
自尊感情の育成
生徒に「やればできる」という自信をつけさせるために、教員研修等によるスキルアップに取り組み、わかる授業の工夫、授業改善に努め、教育全般に生徒目線の指導で取り組む。
キャリア教育の推進
キャリア教育を浸透させ、生徒がしっかりと挨拶ができること、そして、各種資格取得や課外活動に積極的にチャレンジすることを勧め、達成感の育成に取り組む。
そのためには、わかり易い授業、職業観、進路設定等の生きる目標に取り組み、自立した生徒の育成を目指す。また、学校法人柴田学園には、系列の4年制大学や短期大学部があり、本校とのますますの連携を推進していく。
やり直しの効く学校を目指す
グローバル化、情報化、少子化社会への対応策として、生徒と教員との人間的接触に努めることにより、生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばす特色ある教育を行う。生徒一人ひとりが自ら考え、行動し、将来への目標を抱ける多様な人材の育成に努め、生徒個々が自己肯定感を持てるように取り組む。
健全な心身の育成
生徒一人ひとりが、各自に適した部活動に積極的に参加させことにより、健康を積極的に増進させる教育に努める。
以上、四つの教育目標の実現に努め、多様化した生徒に対応するとともに複雑化した社会に対応できる人材の育成に向かって、全教職員が一致協力して取り組みたいと考えております。