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調理師コースが校外実習に行きました

7月12日(水)~14日(金)迄、2学年調理師コース29名が弘前市内の様々な飲食店に行って校外実習を受けてきました。学校では調理実習の授業が始まったばかりで、まだまだ技術が未熟で実際の調理現場の実習で不安でしたが、多くのことにチャレンジさせていただきました。生徒は調理の大変さとお客様に提供する喜びを実感できた3日間でした。

*** 感想(一部抜粋) ***

・デザートショップに3日間職場体験に行ってみて私は、パティシエになりたいと思う気持ちがとても強くなりました。パティシエは重労働で体仕事だと教えてくれました。たしかにものすごい量のお菓子を作るし、朝7時からスイーツ作りが始まるし、私が思っていたパティシエとは全然違ったけれど、そんな疲れを見せないほどたくさんお話をしてくれたり、アドバイスをくれたり、おいしいお菓子をくれたり、私もこんなパティシエになりたいと思う場面がたくさんあって、とても充実した3日間でした。

・インターシップを通して感じたことは、職場では衛生面を特に気を付けていることです。まず、調理場に入る前に丁寧に手洗いを二度もして、衣類と帽子を粘着カーペットクリーナーでごみを取り、エアシャワーに入ってから調理場に行くという工程がありました。ほかにも生食するものや、調理済みの食品は手袋をしてする作業が変わるたびに履き替えていました。この3日間で学んだことや身につけた技術、知識を今後に生かせていければよいなと思います。3日間という短い期間の実習だったけどとてもいい経験ができたと思います。

・3日間の校外実習で行ったことは、初めてことばかりでとてもいい体験になりました。エビの背わた取りは、1日目よりもスムーズにできたと思います。サザエのふた取りは、料理長さんに棒の持ち方やふたを取るコツを教えていただき、一つにかかる時間がとても短くなりました。料理長さんや担当の方が優しく、わかりやすく教えていただいたので、分からないところがあったとき聞きやすかったです。今後の日常生活で学んだことを活かせるように野菜切りや盛り付けの仕方、包丁の使い方を家で練習しようと思います。

・私が3日間の実習で学んだことは2つあります。お客様への思いやり気持ちと従業員同士のコミュニケーションの大切さです。函館グルメ回転ずし函太郎 弘前店様で1日目に体験したことはホールです。ホールの仕事をしていて一番うれしかったことは身近でお客様の「おいしい」を聴くことができたことです。料理を作ってもいない私までもがうれしくなりました。お客様とコミュニケーションを取れることで、何か問題があったときにすぐに対応が出来るほか、手伝ってほしいことやわからないことも気軽に訊くことができるので作業がとても早かったです。

・校外実習では、計算を多く使うことが分かりました。食材の個数や皿の枚数などの数を数えながら作業をすることが難しかったです。食材は基本的に廃棄物をなくし、できるだけ料理に使用することが大事だと感じることができました。また、まな板は使い終わったら必ず1回ずつ洗いに行くことや、台も汚れていなくても食中毒になる可能性があるので、必ず消毒をすることが重要だということを知りました。3日間を通して、技術だけでなく普段から身の回りを綺麗にすることや、言われたことを誰よりも先に行動に移すこと、礼儀や挨拶が大事であることを学ぶことができました。