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大学1日体験入学に行ってきました

7月12日(水)~14日(金)迄、2学年普通科総合進学コース19名が弘前大学柴田学園大学柴田学園大学短期大学部において体験入学に参加してきました。各大学や各学部の特徴や学習内容、大学生の勉強方法などを知ることができました。

*** 生徒の感想(一部抜粋) ***

・私が大学で見学・体験をして感じた高校と違う所は、自分が将来に役立つ勉強や自分がしたい勉強を自分から選んで勉強をして、ひとつの学科でもいろいろな沢山の資格が取れる所だと思いました。また、大学の授業風景を見て積極的にパソコンに打ち込んで、自分から発表している方々や自分が調べてきたことなどをみんなの前で発表をしている方々などもいて授業への意欲・態度が全然違うと感じました。

・私が、3日間を通して印象に残っていることは、2日目の柴田学園大学こども発達学科の体験授業で教授がおっしゃった「子どもたちに関係することは、子どもたちの意見をきちんと聞いて、それを踏まえて決めなければいけない」という言葉です。この言葉を聞いて、親や大人が子どもの話をしっかり受け止めて、考えを尊重してあげることで子どもの可能性が広がると思いました。このような親や大人を増やすために何かできることはないかと考えているのですが、今の私には子どもに関する知識がないので、まずは「子ども基本法」を読むことから始めたいと思います。

・3つの大学の1日体験入学を通して、私がいいなと思ったことは、自分が学びたい分野を集中して勉強できるところです。その中で柴田学園大学のこども発達学科の授業見学が印象に残っています。先生が「国語と道徳は違う。道徳はその一歩先を学ぶんだ」と、おっしゃっていてとても納得しました。道徳には正解がありません。そんな授業をする小学校の先生はすごいと自分の小学の時の担任を思い出しました。大学は高校とは全然違い、自分自身でやることが多くて高校とはまた違った充実感があると思います。不安もあるけど大学が楽しみです。

・弘前大学保健学科では、実際に人形を使っての演習や患者さんが使用する食器を見ました。体験で使用したものはどれも実際と差異がない、または日常生活で使用されているもので看護師さんと患者さん両方の立場から考えることが出来ました。将来現場で働くことを想定した実習が多い環境でした。高校にいると大学のこと、そして将来のことを想定して今できることは少ないと思います。高校卒業後の進路も明確に決まってないままの体験入学でしたが、各校で様々なことを学び、視野が広がりました。

・3日間の体験入学で学んだことは、本を読むことの大切さです。3つの大学すべてにおいて本があり、様々なジャンルの本が置いてありました。弘前大学に関しては、図書館という建物が個別で大きく建っており、大学の生徒さんたちが図書館に出入りし利用していました。読書をすると、文章の書き方を知ることができるので、僕たちの高校で行っている朝読書の時間を、無駄にせずに有効活用しつつ、自分の将来にも必要だと思う本を読んでいきたいと思いました。

・弘前大学では、一番楽しみにしていた教育学部の見学へ行きました。将来教員になりたいので、ワクワクしていましたが、いざ、話を聞いてみると、教員になるまでの道は長く険しい道だと知りました。自分は体育の教論になりたいのもあって、いろいろ聞いてみると、運動競技だけでなく衛生学や生理学、保健体育など体育教育だけで、10以上の授業科目があり、簡単に単位をとれるわけではないと知りました。また、教育学部では実践力をつけるために二年次には二週間の集中実習を行い、四年次には教職実践演習として授業をするなど体験して感じることができるので、教員になるために必要なことだと思いました。
教育学部のことを知ることができて、もっと調べようと思いました。